ラグドールの飼い方|性格や値段など特徴徹底解説

  • 12月 10, 2022
  • 12月 10, 2022
ラグドール

・ラグドールの飼い方は何を気をつければいい?

・ラグドールの性格は?

・ぶっちゃけラグドールの値段はいくら?

本記事ではマンチカンの飼い方のお悩みを解決する記事です。

30歳で初めて猫を飼いはじめて溺愛中のぬこがたくさん調べて作成しました。

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当サイトは、「ぬこ」が運営する猫に関する情報サイトです。 猫の飼い方で気をつけることはなんだろう?準備しておくものってあるのかな?猫の性格はどんな感じ?ぶっちゃけ値段は? このような猫の飼い方についてのお悩みを解決できるよ[…]

これから猫を飼いたいと思う人の助けになればと思っています。
どうぞ、ご参考にしてみてください。

ラグドールについて

ラグドールについて

まずは、ラグドールの特徴や性格など、基本的な情報を紹介します。

特徴

ラグドールの特徴

ラグドールが最初に作出されたのは1960年代、アメリカが原産の猫種です。
実は猫種認定されたのはそれから約40年後のことだそうで、時間がかかってしまった理由としては「他の猫種との違いがはっきりわからなかったから」とも言われています。

足が短い猫と言われてるマンチカンやミヌエットもその子によって足が少し長ければ他の猫種と間違われてしまうこともあるように、当時のラグドールは他の猫種とのハッキリした違いを見いだせなかったそうです。

ラグドールという名前の由来は、そのモコモコの毛並みから「ぬいぐるみ」をそのまま英語表記にしています。
ペルシャ×バーマンの交配でできたラグドールは、なんといってもそのゴージャスな毛並みきれいなブルーアイが魅力的で可愛いですよね。

ラグドール

抱っこしてみりゅ?

性格

ラグドールは“人間に抱っこされるのが大好き”な珍しい猫種です。

人懐っこく社交性が高いラグドールは人間が大好きで、おもちゃで遊ぶというよりかは人間と触れ合って遊んでいたいという性格の子が多い印象です。

甘えん坊な性格なので「猫とたくさん遊びたい!」「癒やされたい!」という方はおすすめの猫種となっています。

また頭もいいので「今人間に甘えたら喜んで遊んでくれる」というのがしっかりわかっています(笑)

とはいえ、一人でしっかりお留守番もできる猫種でもあります。
働いていて家を空けがちな一人暮らしの飼い主さんなどは、ラグドールを選んでおけばまず間違いないでしょう。

ラグドール

人間が大好きにゃ

大きさ

体長:40cm〜50cm
体高:27cm〜29cm
体重:メスが4kg~6kg、オスが4kg〜8kg(オスの方が重い傾向があります)

ラグドールはオスとメスで体格に違いがあります。
メスは4kg~6kgが平均とされていますが、オスは大きい子だと10kg近く体重がある子もいます。

見た目のイメージから軽めに思われるラグドールですが、意外と体は筋肉質ながっちりタイプなので、抱っこする時は腰を痛めないように注意しましょう。

体の大きさについてはこちらで詳しく紹介しています。

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毛種:長毛
色:クリーム、こげ茶など8種類
柄:ポイント、ミテッド

実はラグドールはほぼ真っ白の状態で生まれてきて、成長するにつれて毛色が変化してきます。

アクセントのように柄が入ることを「ポイント」といい、靴下を履かせているような柄を「ミテッド」といいます。

毛色だけではなく柄もアクセントになってくるラグドールは、柄の発色も成長の楽しみに感じることができます。

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寿命

  • 14歳〜16歳

猫の平均寿命は14〜15年となっていますので、他の猫種と比べるとラグドールは少し長めになっています。

一日でも長生きしてもらえるよう、日々の健康観察をしっかりと行いましょう。

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ラグドールの飼い方

ラグドールの飼い方

ラグドールはどんな飼い方がいいのでしょうか。一緒に過ごす上で大切なポイントを紹介します。

人間が大好きな甘えん坊

ラグドールはとにかく人間が大好き!

ほとんどの猫は抱っこされることを嫌がる傾向がありますが、ラグドールは抱っこされたり人間と触れ合うことを好みます。

在宅で仕事をしている人はかまってばかりで、仕事が手につかないなんてこともあるので注意しましょう(笑)

人見知りはほぼしません

ラグドールは家に来訪者を連れてきても人見知りをしないことで有名です。

根本的に人間が好きなので、一緒に遊んでくれる人が多ければ多いほど嬉しいのかもしれません。

また人間だけではなく他の猫種とも上手くやれる子が多いので多頭飼いにも向いていると言われています。

ラグドール

たくさん遊んでほしいにゃ

オスとメスで少し性格に差がある

ラグドールは体格だけではなく、性格にもオスとメスで違いがあると言われています。

もちろん生き物なので多少性格に違いはあるものの、家にお迎えする時はぜひ参考にしてみてください。

メスは賢く、オスは純粋

オスはおもむくまま元気にあそびまわる性格の子が多く、メスは遊び好きでもどこか落ち着いていて賢い子が多いです。

「一人暮らしなので自分も猫と思いっきり遊びたい!」と思うならオス、「元気なだけではなく賢い子がいい!」と思うならメスを基準に考えてみましょう。

トイレや爪とぎも覚えるのが早いのはメスだと言われています。

ラグドール

なんだか人間と似てるにゃ

ラガマフィンとの違いとは?

ラグドールはよくラガマフィンと間違えられることが多いですが、厳密にはラグドールとラガマフィンは別の猫種として登録されています。

ただ性格や飼いやすさにおいては、ほぼ違いはありません。

唯一の違いはカラー認定にあり

ラグドールはカラーが限定的なものに対し、ラガマフィンは全てのカラーが容認されているオールカラー対応となっています。

若干毛質にもラグドールとラガマフィンとでは違いがあるようですが、よく見て観察しないとわからない部分も多いです。

マンチカン

私たちラグドールの方が先輩にゃのよ

ラグドールの入手先

ラグドールの入手先

ラグドールは人気のある猫種のため、さまざまな入手ルートがあります。

ペットショップで探す

ラグドールを飼いたいと思ったとき、まずはペットショップにいきましょう。ガラス張りのペットショップも多いので、気軽に立ち止まって様子を見ることができるのも嬉しいですね。

頻繁にチェックすることで猫の相場を理解できる

時期によって猫のラインナップも変わってきますので、頻繁に価格はチェックしておきましょう。猫の値段の相場を知るのにもうってつけです。

ペットショップは1箇所で決めることをせず、できればたくさんのペットショップを見て回ることをおすすめします。

ラグドール

モコモコの僕を選んでにゃ

充実したアフターケア

ペットショップで購入すれば、おすすめの飼い方などさまざまな相談ができます。お店によってはペット保険を同時に入ることでお得な場合もあるので、ペット初心者にはおすすめです。

ブリーダーからの紹介

猫の繁殖を専門とするブリーダーから直接購入することができます。ペットショップを間に挟まないので、値段は少し安価に購入できます。

飼育のプロからのアドバイス

ラグドールは長毛のため日々のブラッシングを怠らないようにしましょう。
性格的にブラッシングを嫌がらない子が多いですが、気分によっては嫌がることもあるので、そこはスキンシップの一貫として声をかけながら優しくブラッシングするとやらせてくれることが多いです。

抜け毛が部屋に落ちていると飲み込んでしまうことがあるので、こまめにコロコロなどで部屋を掃除することが大切です。

里親になる

運良くラグドールの里親を募集している人がいれば、里親となり引き取ることもおすすめです。ペットショップやブリーダーから購入するよりかは、かなり費用負担が減ります。
「どうしてもラグドールが欲しい!」という場合タイミングを見逃さないよう、募集サイトなどはこまめにチェックしましょう。

ラグドール

ここは運命の出会いにゃ

里親になるにあたっての注意点

費用負担を抑えることができることがメリットの里親ですが、注意点としては「猫にストレスを与えないようにすること」が重要となってきます。

初めて会う人や場所は、人間であっても緊張してしまうものですよね。「今日からあなたは家族の一員だよ」と声をかけながら優しく迎え入れてあげるようにしましょう。

また現在ラグドールは人気が上昇しているため、たくさんの応募が見込まれます。
募集がかかったらすぐに応募し、早めに迎える準備をしておくことが大切です。

知り合いの飼い猫が産んだ子猫を譲ってもらう

ラグドールを飼いたいと思ったとき、知り合いにラグドールを飼っている人がいたら、前もって相談しておきましょう。

「子猫産んだら、1匹譲ってくれないかな。」と直接話しておいたり、「猫を飼うなら、ラグドールがいいな。」と軽く伝えておけば快く譲ってくれるでしょう。

全部自分たちでやらなきゃいけない

ただし、ワクチン接種や生まれてすぐのしつけなども必要なので、ペット初心者にはあまりおすすめできません。譲ってくれる人が仲のいい知り合いだったら、飼い方を真似したり、相談したりするのもいいかもしれません。

無料で譲ってもらうことになったとしても、お礼の品は用意しておくと良いでしょう。

ラグドールの値段

ラグドールの値段
  • 子猫:20万〜25万
  • 成猫:18万〜25万

ラグドールは毛色×柄の希少さによっても値段が変わります。子猫でかつ珍しい色だと50万円を超えることもあるようなので驚きですよね。

また、メスは繁殖も視野に入れられることからオスより3~5万円ほど高い傾向にあります。

ラグドール

珍しいカラーに憧れるにゃ

ラグドールを買う時の飼育費用

ラグドールを買う時の飼育費用

ラグドールを飼うときは、おおよそ1ヶ月あたり5,000円〜1万円になります。

食費

3,000円〜4,000円

キャットフードやおやつなど。価格帯はさまざまです。ラグドールは体格上肥満になることを避けたいため、あげすぎに注意しながら栄養価の高いものを選ぶようにしましょう。

日用品代

500円〜1,500円

トイレの猫砂や消臭シートなど。

医療費

1,500円〜2,000円(1ヶ月換算)

フィラリアやノミ・ダニ、猫の病気などの予防のために年に数回ワクチンを接種します。だいたい1回あたり1万円ほどです。

シャンプー・トリミング代

5,000円〜1万円

シャンプーやトリミングなどをペットサロンにお願いする場合、1回あたりの平均価格です。飼い主さんの考え方次第では不要です。

ペット保険

1,500円〜2,000円
飼い主さんの考え方しだいです。お迎えしたら早めに検討しましょう。

ラグドールを迎える準備

ラグドールを迎える準備

ラグドールがおうちに来ることが決まったら、準備をしておかなければならないことがたくさんあります。しっかり準備して、良い環境でラグドールを迎えましょう。

ラグドール

毛のケア用品が欲しいにゃ

部屋の環境

・飲み込んでしまいそうな小さなものを置いておかない
・隅から隅まで掃除をしておく
・噛まれて困るものはおかない
・入ってはいけないところに柵などをつけておく
・精密機械をしまう(抜け毛が紛れ込んでしまうから)

準備しておくもの

【食事に関するもの】

・キャットフード
・おやつ
・ミルク(子猫の場合)
・猫用お皿
・水飲み場

【トイレに関するもの】

・トイレトレー
・猫砂
・消臭シート
・消臭袋
・消臭ゴミ箱

【寝床に関するもの】

・猫用ベッド
・猫用布団

【ケア用品】

・爪切り
・爪研ぎ
・ブラシ
・歯ブラシグッズ
・猫用シャンプー

【生活用品】

・爪研ぎ段ボール
・おもちゃ
・引っ掻き傷防止シート
・猫用キャリーバッグ
・鈴付き首輪
・コロコロクリーナー

ラグドールの気をつけたい病気

ラグドールの気をつけたい病気

いつもと様子が違うと少しでも感じた方は早めに受診することをおすすめします。
病気は気をつけていてもなるものなので、早めに気付いてあげることが重要です。

毛球症

症状胸やけ、嘔吐、食欲低下など
原因毛づくろい
予防こまめなブラッシングやシャンプー

ラグドールは長毛猫のため、毛づくろいをしすぎて胃に毛の塊がたまってしまう毛球症という病気にかかりやすいと言われています。

面倒見のいい性格も相まって、多頭飼いの場合他の猫の毛づくろいまでしていまうことも…

予防としてはこまめなブラッシングやシャンプーを心がけ、抜け毛などは毎日掃除するようにしましょう。

ラグドール

毛づくろい好きにゃのに…

肥大型心筋症

症状無症状~呼吸が早くなる、活動量の低下など
原因先天的なもの
予防定期的に病院で検査する

ラグドールは筋肉質な猫のため肥大型心筋症は注意しておかなければいけない病気です。

肥大型心筋症とは心筋が厚くなってしまい心室が狭くなってしまうことから、心臓に十分な血液を送ることができなくなってしまう病気です。

体格のいい猫によく見られる病気ですが、これといった予防策がないため、大型猫は定期的に病院で検査をするようにしましょう。

ラグドール

こう見えて筋肉ムキムキにゃのよ

突発性膀胱炎

症状頻尿、血尿、無尿
原因ストレス、肥満、水分不足
予防新鮮なお水をたくさん飲んでもらう

泌尿器系の病気で最も多い病気がこの突発性膀胱炎となります。

この病気においての予防法としては新鮮なお水をたくさん飲んでもらうこと一択とななります。自分からあまり水を飲まないタイプの子はおもちゃ付きの給水器などを購入して、楽しく頻繁に水分を摂ってもらうように工夫しましょう。

ラグドール

可愛い給水器が欲しいにゃ

ラグドールの飼い方のまとめ

ラグドールの飼い方のまとめ

ラグドールの飼い方をはじめ、性格や値段など、細かく解説してきました。

甘えん坊で活発なのに、一人でお留守番もできるしっかり者と聞いて人気な理由もわかりますね。

「たくさん猫に癒されたい」という方にもっともおすすめなラグドールは、常に猫人気ランキング上位を獲得しています。

ゴージャスな毛並みと綺麗なブルーアイを持つ魅力いっぱいのラグドールを、ぜひあなたの手で育ててあげてください。