ミヌエットの飼い方｜性格や値段など特徴徹底解説

・ミヌエットの飼い方は何を気をつければいい？

・ミヌエットの性格は？

・ぶっちゃけミヌエットの値段はいくら？

本記事ではミヌエットの飼い方のお悩みを解決する記事です。

30歳で初めて猫を飼いはじめて溺愛中のぬこがたくさん調べて作成しました。

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これから猫を飼いたいと思う人の助けになればと思っています。
どうぞ、ご参考にしてみてください。

ミヌエットについて

まずは、ミヌエットの特徴や性格など、基本的な情報を紹介します。

特徴

ミヌエットが最初に作出されたのは1996年のことで、猫の長い歴史の中ではとても新しい猫種です。元々は「ナポレオン」と称されていましたが、2015年5月に名称変更登録がされています。

マンチカン×ペルシャの交配でできたミヌエットは、足が短くなんともキュートな姿でありながら、どこかゴージャスな雰囲気をもつ猫種です。
性格も好奇心旺盛で甘えん坊なところは、まさに2種のいいとこ取りとも言えるのではないでしょうか。

また警戒心がとても少なく人見知りもしないことから、来訪者にもすぐに懐きます。

猫界期待の新猫にゃ

性格

マンチカンの活発で好奇心旺盛な性格と、ペルシャの甘えん坊で落ち着きのある性格を掛け合わせたミヌエットは、人間と遊ぶのが大好きな猫種です。
元気で活発、人懐っこく甘えん坊な性格は「猫とたくさん遊びたい！」という飼い主さんの間で大人気となっています。

一方でふとした時にマイペースな性格も見せることがあり、さっきまではしゃいで遊んでいたのにいきなり静かになる・・・ということがよくあります。
これはミヌエットの特性とも言える性格ですが、飼い主さんを嫌いになっているわけじゃないので安心してください(笑)

子猫の時期は特に走り回ることが大好きなので、遊び環境はしっかり整えてあげましょう。お気に入りのスペースやおもちゃがあれば自分だけでお留守番もできる賢い猫種です。

おもちゃでたくさん遊んでにゃ

大きさ

体長：20cm〜30cm（大きい子だと40cm前後まで大きくなります）
体高：20cm〜40cm
体重：2kg〜4kg（オスの方がやや重い傾向があります)

ミヌエットはマンチカンの元気で活発な血を多く引き継いでいることから、体格的にはがっちりしているタイプです。
全体的に小さい猫種というイメージが強くありますが、筋肉質なので抱っこすると意外に重たく感じるかもしれません。

おもちゃでたくさん遊んでにゃ

毛

毛種：短毛～長毛
色：多様
柄：多様

ミヌエットの毛色はバリエーションがとても多く認められています。
中でも白を基調とした色が多く、クリームやベージュの薄めの毛色が人気となっています。

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寿命

• 12歳〜14歳

猫の平均寿命は14〜15年となっていますので、他の猫種と比べるとミヌエットは少し短めとなっています。

人間に換算すると猫の12歳は64歳、14歳は72歳となりますので、少しでも長生きしてもらうためにも運動の習慣化や定期的に動物病院へ通うなどの対策をとっていきましょう。

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ミヌエットの飼い方

ミヌエットはどんな飼い方がいいのでしょうか。一緒に過ごす上で大切なポイントを紹介します。

飼い主の言うことは素直に聞く多い

「猫はなかなか言うことを聞かない」と思う人も多いですが、他の猫種と比べてミヌエットは素直に聞いてくれる子が多いです。

トイレも爪とぎも覚えるのが早い

猫を飼う上で大事な「トイレ」と「爪とぎ」ですが、ミヌエットは月齢が低い頃からきちんと習慣づけさせると、早い段階で自分でできるようになる賢い猫種です。

もちろん人間とは違って言葉は通じないので、何度か失敗してしまうこともありますが、叱ることはせずに「成功したら褒める」を意識して励んでいきましょう。

褒められると頑張れるにゃ

猫じゃらしや動くおもちゃが大好き！

飼い主と遊ぶのが大好きな猫種なので、遊んでほしい素振りを見せることが多いです。

特に猫じゃらしなどの動くおもちゃが大好きで、お気に入りのおもちゃが閉まってある棚の前で鳴き続けている、なんてこともあるそうです。

運動不足解消にもなるので、ぜひたくさんのおもちゃで遊ばせてあげてください。

お留守番もできる

人懐っこく遊び盛りなミヌエットですが、自立心がある猫種のためお留守番もしっかりできます。

お仕事などでよくお家をあけてしまうご家庭は、お気に入りのおもちゃやご飯を用意してあげればしっかり待っててくれますよ。

でもなるべく早く帰ってきてにゃ

多頭飼いにも向いている

ミヌエットは活発的でどんなことにも興味津々、自分ではない他の生き物が大好きな性格のため多頭飼いに向いている猫種と言われています。

「今猫を飼っているけどもう一匹飼いたい！でも仲良くしてくれるかな？」と心配しているご家庭も、ミヌエットなら大丈夫です。

飼い主さんから別の猫、そして来訪者にも懐いてしまう社交性を兼ねそろえています。

でもしつこすぎるのは注意

どんなに活発な猫種でも、たまには休みたい時もあります。

ミヌエットはいい意味で気分の浮き沈みがハッキリしているので「今はそっとしておいた方がいいな」とわかりやすいのも特徴の一つです。

しばらくすればまた活発な姿を見せてくれるので、それまでは遊ぶよりもそっとしておいてあげましょう。

疲れたときは休むにゃ

ミヌエットの入手先

ミヌエットは人気のある猫種のため、さまざまな入手ルートがあります。

ペットショップで探す

ミヌエットを飼いたいと思ったとき、まずはペットショップにいきましょう。ガラス張りのペットショップも多いので、気軽に立ち止まって様子を見ることができるのも嬉しいですね。

頻繁にチェックすることで猫の相場を理解できる

時期によって猫のラインナップも変わってきますので、頻繁に価格はチェックしておきましょう。猫の値段の相場を知るのにもうってつけです。

ペットショップは１箇所で決めることをせず、できればたくさんのペットショップを見て回ることをおすすめします。

可愛い僕を選んでにゃ

充実したアフターケア

ペットショップで購入すれば、おすすめの飼い方などさまざまな相談ができます。お店によってはペット保険を同時に入ることでお得な場合もあるので、ペット初心者にはおすすめです。

ブリーダーからの紹介

猫の繁殖を専門とするブリーダーから直接購入することができます。ペットショップを間に挟まないので、値段は少し安価に購入できます。

飼育のプロからのアドバイス

ミヌエットは月齢が低ければ低いほど好奇心旺盛な性格が前面に出ますが、成長するにつれて段々と落ち着いてきます。
そのため、ストレスをためないように静かに過ごせる場所を用意してあげましょう。

また足が短い猫種のため、肥満防止に努めること、高すぎる場所には上らせないように注意しましょう。
高いキャットタワーというよりかは、猫じゃらしやぬいぐるみなどで遊んであげる方が負担はかかりにくいです。

毛量も多いため、日々のブラッシングを怠らないようにしましょう。

里親になる

運良くミヌエットの里親を募集している人がいれば、里親となり引き取ることもおすすめです。ペットショップやブリーダーから購入するよりかは、かなり費用負担が減ります。
「どうしてもミヌエットが欲しい！」という場合タイミングを見逃さないよう、募集サイトなどはこまめにチェックしましょう。

たくさん遊んでくれる家庭に行きたいにゃ

里親になるにあたっての注意点

費用負担を抑えることができることがメリットの里親ですが、注意点としては「猫にストレスを与えないようにすること」が重要となってきます。
初めて会う人や場所は、人間であっても緊張してしまうものですよね。
「今日からあなたは家族の一員だよ」と声をかけながら優しく迎え入れてあげるようにしましょう。

また現在ミヌエットは人気が上昇しているため、たくさんの応募が見込まれます。
募集がかかったらすぐに応募し、早めに迎える準備をしておくことが大切です。

知り合いの飼い猫が産んだ子猫を譲ってもらう

ミヌエットを飼いたいと思ったとき、知り合いにミヌエットを飼っている人がいたら、前もって相談しておきましょう。

「子猫産んだら、1匹譲ってくれないかな。」と直接話しておいたり、「猫を飼うなら、ミヌエットがいいな。」と軽く伝えておけば快く譲ってくれるでしょう。

全部自分たちでやらなきゃいけない

ただし、ワクチン接種や生まれてすぐのしつけなども必要なので、ペット初心者にはあまりおすすめできません。譲ってくれる人が仲のいい知り合いだったら、飼い方を真似したり、相談したりするのもいいかもしれません。

無料で譲ってもらうことになったとしても、お礼の品は用意しておくと良いでしょう。

ミヌエットの値段

• 子猫：25万〜35万
• 成猫：20万〜30万

ミヌエットは他の猫種と比べて希少価値が高いため少々高めの設定となっています。マンチカンと同様で毛色のバリエーションは豊富ですが、色によって値段に差があるというわけではなく一定の金額となっています。

女の子の方が少しだけ高いにゃ

ミヌエットを買う時の飼育費用

ミヌエットを飼うときは、おおよそ1ヶ月あたり5,000円〜1万円になります。

食費

3,000円〜4,000円

キャットフードやおやつなど。価格帯はさまざまです。ミヌエットは体格上肥満になることを避けたいため、あげすぎに注意しながら栄養価の高いものを選ぶようにしましょう。

日用品代

500円〜1,500円

トイレの猫砂や消臭シートなど。

医療費

1,500円〜2,000円（1ヶ月換算）

フィラリアやノミ・ダニ、猫の病気などの予防のために年に数回ワクチンを接種します。だいたい1回あたり1万円ほどです。

シャンプー・トリミング代

5,000円〜1万円

シャンプーやトリミングなどをペットサロンにお願いする場合、1回あたりの平均価格です。飼い主さんの考え方次第では不要です。

ペット保険

1,500円〜2,000円
飼い主さんの考え方しだいです。お迎えしたら早めに検討しましょう。

ミヌエットを迎える準備

ミヌエットがおうちに来ることが決まったら、準備をしておかなければならないことがたくさんあります。しっかり準備して、良い環境でミヌエットを迎えましょう。

特にねこじゃらしは必要にゃ

部屋の環境

・飲み込んでしまいそうな小さなものを置いておかない
・隅から隅まで掃除をしておく
・噛まれて困るものはおかない
・入ってはいけないところに柵などをつけておく
・精密機械をしまう（抜け毛が紛れ込んでしまうから）

準備しておくもの

【食事に関するもの】

・キャットフード
・おやつ
・ミルク（子猫の場合）
・猫用お皿
・水飲み場

【トイレに関するもの】

・トイレトレー
・猫砂
・消臭シート
・消臭袋
・消臭ゴミ箱

【寝床に関するもの】

・猫用ベッド
・猫用布団

【ケア用品】

・爪切り
・爪研ぎ
・ブラシ
・歯ブラシグッズ
・猫用シャンプー

【生活用品】

・爪研ぎ段ボール
・おもちゃ
・引っ掻き傷防止シート
・猫用キャリーバッグ
・鈴付き首輪
・コロコロクリーナー

ミヌエットの気をつけたい病気

いつもと様子が違うと少しでも感じた方は早めに受診することをおすすめします。
病気は気をつけていてもなるものなので、早めに気付いてあげることが重要です。

短頭種気道症候群

先天的な構造の異常が原因となる病気なので、これといった予防がない病気になります。

一度引き起こしてしまうと喉や気管を通るときにヒーヒーといった喘息のような息をするようになります。

重症化すると最悪死亡することもあるので、呼吸がしずらそうなどの症状がでたら早めに受診しましょう。

恐ろしい病気にゃ・・・

角膜炎

ヘルペスウイルスからの感染により、結膜充血や結膜炎を発症してしまうことがあります。

またミヌエットは活発な性格のため、家具に眼をぶつけることで角膜に傷がついてしまうことがあるので、遊ばせる場合は出っ張りなどがない場所を選びましょう。

遊びに夢中でぶつかってしまうにゃ

流涙症（涙やけ）

流涙症はペルシャ系の猫種に多い病気と言われています。命に関わる大きな病気ではないものの、目をかゆがって炎症を起こしたり角膜を傷つける原因になります。

先天的な原因で発症することから決定的な予防法がないため、涙を多く流している様子が見られたら早めに動物病院へ受診しましょう。

目が痒いと気になるにゃ

ミヌエットの飼い方のまとめ

ミヌエットの飼い方をはじめ、性格や値段など、細かく解説してきました。

活発なのにどこかマイペースな性格が見え隠れするその姿に魅了された方も多いのではないでしょうか。

「猫を飼うのが初めて！」という方でも比較的飼いやすいミヌエットは、ここ最近の猫ランキングで常に上位を獲得しています。

足が短くて独特な毛並みを持つ愛くるしいミヌエットを、ぜひあなたの手で育ててあげてください。