・猫はこたつ好きだけど、息苦しくないのかな？
・こたつの中で、寝ちゃうけど大丈夫？
・こたつを買いたいけど、猫にとっては危険かな？
本記事では、猫はこたつで丸くなるは危険かどうかのお悩みを解決する記事です。
30歳で初めて猫を飼いはじめて溺愛中のぬこがたくさん調べて作成しました。
当サイトは、「ぬこ」が運営する猫に関する情報サイトです。 猫の飼い方で気をつけることはなんだろう？準備しておくものってあるのかな？猫の性格はどんな感じ？ぶっちゃけ値段は？ このような猫の飼い方についてのお悩みを解決できるよ[…]
これから猫を飼いたいと思う人の助けになればと思っています。
どうぞ、ご参考にしてみてください。
寒い季節になると、こたつを出す家庭も多いのではないでしょうか。
猫にとっても大好きなこたつで、「猫はこたつで丸くなる♪」という歌があるほどです。
しかし、実際に猫を飼い始めると、猫がこたつに入りっぱなしなのは少し不安に思いますよね。
危険性がないのか確認していきましょう。
猫はこたつで丸くなるは危険？
結論を先にお話しすると、基本的には危険性はありませんが、十分注意は必要です。詳しく説明していきます。
ずっとこたつにいると酸欠になる
こたつは布団によって密室になってしまいます。空気の出入りもないので、こたつに入りっぱなしだと猫は酸欠状態になってしまいます。
特にこたつの中で寝てしまって、酸欠状態になると大変です。最悪死亡してしまうケースもあるので十分気をつけましょう。
あたたかいから、つい寝ちゃうにゃ
ずっとこたつにいると赤外線がよくない
こたつが温かくなる仕組みには赤外線が関係しています。実はその赤外線、猫の目によくありません。
こたつに入りっぱなしで、長い間赤外線にさらされていると猫の目に悪影響を及ぼします。白内障や失明のリスクがかなり高まってしまうので、十分注意してください。
あのオレンジの光ずっと見ていたいにゃ
ずっとこたつにいると脱水症状になる
私たち人間でさえ、長時間こたつに入っていると、なんとなく足が乾燥して、喉も渇きます。それと同じことが猫にも起きてしまいます。
ただでさえ猫はあまり水分を取らない動物です。そのため、こたつに入りっぱなしだと、体内水分の乾燥に拍車をかけ、脱水症状になりかねません。
特に高齢の猫は内臓機能が低下していて、脱水症状になりやすいので十分注意してください。
こたつにいると、もにょすごく喉が乾くにゃ
ずっとこたつにいると低温やけどをしてしまう
高温でなくても、自分の体温よりも高いものに長時間触れていると低温やけどを引き起こします。これは、私たちにも同様のことがいえます。
特に熱くもなく、痛みもないので猫も気づかないのですが、低温やけどは確実に進行します。その結果、皮膚病や細菌感染などを誘発し、最悪の場合死亡してしまうこともあるので十分注意が必要です。
猫の皮膚が赤くなっていたり、不自然なグルーミングをしていたら低温やけどの可能性があるので、すぐに動物病院などで診てもらいましょう。
お尻があたたかい〜ずっと触っていたいにゃ
猫はこたつが好きだから、安全対策しておきましょう
猫がずっとこたつの中にいると、上記のような危険性が伴います。猫はこたつが好きなので、少しでも危険性を下げられるよう、次のことに注意していきましょう。
猫のためにこたつの設定温度は弱にする
猫のためにも、こたつの設定温度は常に弱にしておきましょう。あまりに高温のこたつの中では、小さな猫にとってはサウナにいるのと同じ状態になってしまいます。
発熱部分に触れて火傷をしてしまわないようにするためにも、温度は最弱に設定しておきましょう。
弱ぐらいがちょうどいいにゃ
猫のためにこたつの入口を少し開けておく
猫の酸欠を防ぐためにも、こたつの布団を少し開けて、空気の出入り口を作ってあげましょう。
温かい空気は冷たい空気のところへ流れていくので、自然と空気の循環が行なわれます。それだけでも十分効果があります。
ちょっと寒いですが、猫ちゃんのためと思って我慢してください。
新鮮な空気が出入りしてるにゃ
猫のために1時間に1度はこたつの外に出す
のんびりくつろいでいても、1時間に1度はこたつの外に出しましょう。換気と同じで、ずっと同じ空気を吸っているのも身体によくありません。
少し気分転換させてあげて、またこたつに入りたいようであれば、入れてあげましょう。
また、こたつの外に出さなくても、1時間のうちに何回かはこたつの中を除いて、猫の状態を確認する必要があります。
せっかくぬくぬくしてたのに寒いにゃ
猫のために水をきちんと飲ませる
こたつの近くに水飲み場を作って上げるなど、水分の取り方を工夫してあげましょう。
1時間に1回こたつの外に出した時は、必ず水を飲ませます。こたつの中ではどんどん乾燥していってしまうので、こまめな水分補給は絶対に必要です。
なんか水がすごく飲みたくなるにょ
猫とこたつのQ&Aあれこれ
どうして猫はこたつが好きなの？
猫には次のような習性があります。
- 寒いのが苦手
- 暗くて狭いところが好き
上記をちょうど満たすものがこたつです。
だから猫はこたつが好きなのです。
猫がこたつの中で寝るのは大丈夫？
本記事で紹介したように、基本的には問題ありません。しかし、あまりに長時間こたつの中で寝ていると危険なので注意しましょう。
猫がこたつの中にいるから、つけっぱなしで出かけていい？
だめです。外出する時は必ず電源を切ってから出かけましょう。
猫のためというよりも、火事の危険性がありますので、絶対だめです。
猫はこたつで丸くなるは危険？のまとめ
猫はこたつが大好きです。基本的には危険性はありません。
ただし、長時間こたつに入りっぱなしだと猫の命に関わる場合もあります。
- 酸欠
- 脱水症状
- 低温やけど
- 赤外線による失明
など、最悪の場合は死亡してしまう場合もありますので、十分注意しましょう。
私たちにとって快適なこたつは、猫たちにとっても快適です。寒い冬は一緒にぬくぬくしましょうね。
寒いから飼い主しゃんと一緒にぬくぬくにゃ
